このページではatom用ヒーテッド・ベッドの配線方法、サーミスター用変換テーブルの変更などについて述べています。

Ver.1.0以上には不意の断線などを防ぐ目的でワイヤー・マネジメントの穴が設けてあります。まず、ヒーター配線用ワイヤーの先端の被覆を10mmほど剥いて芯線を出し、大きい方の穴を裏面から通して表面の端子の上で折り曲げます。この時、芯線の全てが穴を通っていることを必ず確認してください

次に良質のハンダを十分な熱量を持ったハンダごて*を用いてハンダ付けします。端子の表面にハンダが十分に行き渡るように、また芯線にもハンダが満遍なく乗っている状態にします。

ひっくり返してから小さな穴へサーミスター用のワイヤーを通します。先端の被覆は4mmほど剥いて芯線を出し、予めハンダ仕上げしておきます。ツイスト線のほつれを防ぐための透明な収縮チューブが見えています。

端子にしっかりとハンダ付けします。その後に必ずフラックスの残滓を無水エタノールと綿棒などで完全に拭き取ってください。これを怠るとサーミスターの抵抗値が正しくなくなり、誤った温度を表すような結果を招きます。

ワイヤーの向きを整えてからタイ・ラップなどで結線しておきます。

さらにカプトン・テープで覆えば万全。アルミ板をトップ・プレートに使う場合に不意のショートを防ぐことができます。

実装してあるSMDサーミスターNTCS0603E3104FXTについては、1.0.x版のMarlinのサーミスター・テーブルthermistortables.hに含まれています。しかし、検証**したところ正確なものではないことが判明したため、下記のファイルと差し替えてください。

http://etherpod.org/atom/thermistortables.h

注意: このファイルは1.0.x版のMarlinに対応しています。このファイルを旧バージョンと組み合わせるとビルド時にエラーが出ます。最新のRC版では内容が一部異なっているため、編集する必要があります。

次にConfiguration.hの中で、NTCS0603E3104FXTを指定してからビルドしてください。

// 8 is 100k 0603 SMD Vishay NTCS0603E3104FXT (4.7k pullup)
<- 略 ->
#define TEMP_SENSOR_BED 8

140mm × 140mm 厚さ2mmのアルミ板を上面にクリップ留めして稼動した場合、その表面はサーミスターで測っている温度より約10℃程度低いものになります。なお、サーミスターに極性はありません。

* 40W以上のハンダごてを推奨。熱量不足で温度が上がらないような場合には、ヘア・ドライヤーを使って端子部分と芯線に十分な予熱を与えてからハンダ付けしてください。この時、実装済みの部品に熱風が当たらないようにテープでカバーするなど保護してください。

** 検証ご協力: ITショップ「えとせとら」http://itcorp24.cart.fc2.com/

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