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リニア・ベアリング

LM6UUリニア・ベアリングは回転運動に用いられる一般的なラジアル・ベアリングとは違って直線運動に用いられます。内部は微細な球が数条の列に並べられ、移動とともに循環するようになっていて、高炭素クロム鋼に焼き入れ・研磨が施された専用のリニア・シャフト(以下シャフトと略す)と組み合わせて使います。

一旦ゴミが侵入してしまうと出し難い構造なので、なるべく清浄な環境に置いておくように心掛けてください。また、組み付け作業をする場所も埃が多いようなところは避けてください。

まず、リニア・ベアリング(以下ベアリングと略す)にシャフトを通して手触りを確かめておきましょう。ベアリングを2つ直列にするとシャフトを動かす時の抵抗が少し増えますが、Xモーター・プレートとXアイドラー・エンドにベアリングを挿入した後でもそれと同じ状態が保たれるのが理想です。

Xモーター・プレートかXアイドラー・エンドに1つベアリングを挿入してみてください。もし挿入する時にかなりきつかったら、シャフトを通した時の手触りがゴツゴツとしたものに変化しているはずです。
X_motor & X_end

そのような場合には400番のサンドペーパーを手頃な丸棒に巻き付けて、ベアリング・ホルダーの内部を廻すようにしながら少し削って調整してください。
sanding X_end

ベアリングを挿入してみてシャフトの動きがスムーズになったら一旦ベアリングを外し、同様に反対側の調整を行います。削った後には微細な粉が残っているので、ベアリングを入れる前に吹き飛ばすことを忘れないように!

ベアリングを2つずつホルダーに収めた状態でシャフトを通してみて、妙に動きが渋かったりしなければ可とします。ホルダーを削り過ぎるとベアリングが抜けやすくなるので良くありません。
X_motor & X_end assy

kimwipe_box作業を終えたらベアリングを傷付けないように全て抜いてから、ホルダーの内部を無水アルコールを染ませたキムワイプかウェット・ティシューで拭っておきます。シャフトとベアリングは念のためにスプレー缶入りのパーツ・クリーナーを吹いて清浄にしておいてください。CRC5-56は代用にならないので注意!

シャフトの保管には少量のミシン油を塗布してください。ベアリングには一般的で安価なリチウム・グリスを注しておくのが良いでしょう。

atom 組み立てのチップス・4に続く