botObjectsが受注開始をアナウンスした後、半年以上経っても出荷されないことに疑念を抱いた客の一人が立ち上げたウェブサイト(botobjectsthetruth.com)は、開始から僅か十数日にしてクローズ(Googleにリダイレクト)されるという経過を辿っている。詐欺なのか?という声が上がる中、TechCrunchで紹介された記事に、内部メカを剥き出しにしたプリント中の動画が掲載された・・・。


まず、RichRapがツイッターで噛み付いた。どうしてRepRapProのオープン・ソースのミニ・エクストルーダーをクローズド・ソースの3Dプリンターに使っているのか?

そもそも動画の中でエクストルーダーのギヤはどれも全く回転しておらず、フィラメントが送られている形跡はありません。実際にはプリントしていないということなのでしょうか、あるいは別のところからフィラメントが送られているのでしょうか。

しかも、X・Y軸駆動メカはUltimakerの製品を真似たもの。パテント取得済みと称しているヘッド部分には、これまたオープン・ソースのJ-Headらしきものが見えます。そして、多色のフィラメントを一つのノズルから出力する試みは既に他で行われています。フル・カラーの3DプリンターProDesk3Dの中に彼らの独自技術は果たして含まれているのでしょうか。

この2月の出荷というアナウンスがさらに3月に延び、既に発注した中で不満を抱く客に払い戻しをする一方で、FOX NewsにCEOとCTOが揃って登場するなどPRに余念がありません。こうした2人の行動が疑念を掻き立てることは承知の上なのでしょう。

もっとも、彼らbotObjectsが唱えるフル・カラーなるものは、少なくとも出力見本を見る限りでは、積層しながら単に色を変えて行くことができるという程度のもの。あまり期待できるような性能ではないと思います。

おまけ: Think3dPrint3d ~ 4 Extruder Printing – Duet + Kraken

http://blog.think3dprint3d.com/2014/01/4-extruder-printing-duet-kraken.html