Popular_Electronics_Cover_Jan_1975
1975年のPopular Electronics誌1月号の表紙を飾ったMITS Altair 8800は、本当のところ世界初の個人向けコンピューターというわけではなかった。ライバルのRadio-Electronics誌が前年の7月号の表紙でMark-8というDIYのモデルを採り上げている。しかし、筐体に収められた形で、さらにパネルに付いているスイッチでプログラミングが可能な個人向けのマシンとして、Altair 8800は後続のIMSAI 8080などに多大な影響を及ぼした。そして、38年の歳月を経てLegacy8080という新たなモデルがMaker Faire Tokyo 2013の会場に登場する。

E-80_Project

Legacy8080は、ひとえに吉崎武氏が長い時間をかけて育んで来られた夢の産物である。若い世代に未来を託すために実体化した作品であり、同時に自らと同じ世代への贈り物でもある。昨年のMaker Faire Tokyo 2012に出展していたブースを訪れた吉崎氏からプロジェクトの詳細を聞かされていた私は、その後一体いつになったらリリースされるのかとやきもきしていたのだが、このところの著しい進捗を大変喜ばしく思っている。

このようにチラっとツイートしただけで、たちまち69もリツイートされるほど興味を抱く人たちが存在する。Maker Faire Tokyo 2013の技術少年出版のブース(日本科学未来館1F・G05)には現物を見るためにビジターが押しかけるに違いない。