取り扱いの不注意からか壊してしまったという話を聞いた。あれはきっと治せないだろうなあ。コンパクトにするために基板が多層構造になっているので、内層で断線でも起こしたら即お手上げ。リワークの設備を持たない一般のアマチュア ~ mbedの大多数のユーザー ~ にとっては、まずマイコン・チップを外すことさえままならないだろう。基板が壊れていなくて首尾良く新しいチップに載せ替えられたとしても、それをネットに繋いで果たしてmbedとして認識されるかどうかはかなり疑問だ。
mbedはクローズド・アーキテクチャーである。回路図には公開されていない部分があり、Nbedみたいな類似品の登場を完全に拒否している。当然クラウド環境にログインするためのプロトコルも非公開。確かにネット経由・クラウド環境下でビルドするというコンセプトは目新しいが、そのためにはmbedのほかにブラウザーを備え、ネットにアクセス可能なマシンが必要だ。あんなちっちゃなツールを動かすために大袈裟な仕掛けが要る。ARMが会社を挙げてやっているのだから当然か… 。

