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Archives for 9月, 2008

旬ということ

半導体市場でのLSIの寿命というのは概ね短いものなんだね。富士通エレクトロニクスに問い合わせていたFlexRayコントローラーMB88121Bは在庫なしというメッセージが担当者から返って来た。元々が車載ネットワーク開発者向けのチップで、今後はマイコンに内蔵される方向のため、単体で市販される見込みはないそうである。業界の標準品であるNXPのCANコントローラーSJA1000が、もの凄く長寿に思えて来る。 長寿といえば、4日前のエントリーに書いたCypress CY7C025AVもまた長寿の部類に入るだろう。安直に高速なプロセッサー間通信をやろうと思ったら、やはりこの手のデュアル・ポートRAMに頼ることになるからだろうか。リクエストしてあったサンプル2ケが今日手元に届く。これでARM9とARM7を繋ぐ予定。しかし、CypressとFedexは良い仕事をする。めちゃ速い!

CY7C025AV

Cypressにデュアル・ポートRAM CY7C025AV (8K x 16)のサンプルを初リクエスト。もし届いたら、TS-7200ボードにPC/104のユニバーサル基板を載せていじってみようかな。

FlexRay

2000年に生まれて次世代車載ネットワークとして浸透しつつあるFlexRay。現在の標準であるCANの最大転送速度1Mbpsに対して10Mbpsと高速で、既にBMW X5のサスペンション制御に使われている。採用されたFlexRayトランシーバーNXP TJA1080は量産体制にあるとのことだが、海外電子通販サイトを見に行ってみると価格表示のみで在庫は無し。しかし、国内外の半導体各社からFlexRayコントローラーのサンプル供給が始まっていて、以前よりも確実に状況は進んでいるように感じられる。

Re: Cortex-M3

Cortex-M3用のフリー開発環境としてはCodeSourceryのGNUツール・チェインとEclipse IDE、Insightの組み合わせがデフォルトのようですが、Windowsならインストールが簡単なAnglia IDEaliSTという選択肢もあります。Keil uVisionライクなIDEにGCC 4.2.3の組み合わせで、InsightとOpenOCDが使えます。STMicroelectronicsのマイクロ・コントローラー専用のためか動作が軽快な印象です。 IDEaliST IDEとSTRx Toolchainの両方が必要で、前者にのみ無料の使用ライセンス申し込みが要ります。

MediaWiki

いつまで経っても、どうも使いこなせているという実感が湧かない (というか、実際にあまり使いこなせていない) MediaWiki。でも、やっぱりチマチマとコンテンツをアップデートするのに便利ということで、NetSynthではお世話になっています。 サーバーのPHPのバージョンを5.xにアップするのが面倒なので、しばらくMediaWikiのアップグレードを見送りにしていたのですが、ようやく意を決してPHPのバージョンを変更して最新版の1.13.1をインストールしました。しかし、MediaWikiはアップグレードが億劫になるほどシステムが大きい。欠点を挙げるとするなら、それが欠点かなー。 http://wiki.netsynth.org/index.php?title=Special:Version

PCIカードのDIYは難しい?

1.6GHzのAtomプロセッサー搭載マザーボードが1万円内外で手に入る。電源付きのケースがあれば格好の玩具に出来るわけだが、これらのボードに必ず存在するPCIスロットに挿せるカードのDIYは難しいのだろうか? 調べてみた結果、それほど難しくなさそう。以下、レポートを書いておこう。

The Large Hadron Collider

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=UDoIzvKumGI&hl=ja&fs=1] スイスのジュネーブ郊外にあるCERN(欧州原子核研究機構)で、20年もの歳月と総額9,000億円ともいわれる巨費を投じた地上最大の科学実験がいよいよ始まる。大型ハドロン衝突型加速器(LHC)と呼ばれる装置によって、陽子ビームを光速に近い速度まで加速して正面衝突させ、宇宙誕生の謎を探ろうというもの。その一方でお膝元のヨーロッパでは、LHCは地球を飲み込むブラックホールを作り出すという説が飛び交っているらしい。YouTubeでLHCを検索すると、それに関するムービーがいくつもヒットする。冒頭のムービーはCERNによる広報ビデオで、8分を過ぎたあたりから巨大な加速器が映し出される。

FTDI FT232RL

先日、Arduino DiecimilaをUbuntu Studio機で試してみて、ちゃんとしたクロス・プラットフォームが実現されていることに改めて感心した。そのいくらかはFTDIのFT232RLというUSBシリアル変換LSIによってもたらされているものである。しかし、このチップは0.65ミリ・ピッチのSSOP28ピンというパッケージで、DIYや試作用途には甚だ使い勝手が悪い。

Inspiron Mini 9

Atomプロセッサー、SSD、Ubuntu Linuxというトレンディーな要素を満たす安価なネットブックPCが国内に登場しようとしている。それが秋葉原のPCショップ・ブランドではなく、DellというメジャーなPCベンダーから発売されるところに時代の変遷を感じる。 http://www1.jp.dell.com/content/products/productdetails.aspx/laptop-inspiron-9 こうして、セキュリティーの危ういOSに高い税金を支払わなくても良いのだ、ということを知る人が増えていくだろう・・・。

Re: TS-7200トラブるの巻

というわけで、シリアル関係のハードウェア故障の可能性についてTechnologic Systemsに問い合わせ中。うーん、困った。買って半年しか経ってないから保証は効くだろうけど、これはリペアに出すようだろうなあ、きっと。 TS-7200が無償で修理されて遥々アリゾナ州フェニックスから戻って来た。